地鎮祭とは?
地鎮祭(じちんさい)とは、建物を建築する際、その土地を守っている神様(氏神様)に対して、
・土地を利用させてください
・安全に建築させてください
というお願いをするための儀式 です。
地鎮祭はどこに頼めばよい?
・神主様へ地鎮祭祈祷のご依頼(地鎮祭を行う土地の氏神様をお祀りされている神社の神主様)
・工務店またはハウスメーカー(地鎮祭を実施する意向を連絡する)
・地鎮祭に必要な設備・用具のレンタルは京都レントオールへ
日程は?
吉日に執り行うのが理想ですが、あまりこだわらないようにして
神主様、工務店、関係者、参加者の都合で調整する事をおすすめします。
Tips
京都レントオールの倉庫を建てたときは、まず神社の神主様に候補日を上げてもらった上で
建築士、工務店、京都レントオールの参加者全体で調整をして地鎮祭の日取りを決めました。
準備するもの
自分たちで準備するもの
神饌(お供え物)
- 米(1合)
洗米して乾燥させておく
- 神酒(一升)
日本酒(一升瓶)に地鎮祭用として「のし紙」を付けたもの
- 塩(1合)
敷地(斎場)のお清め用(スーパー等の市販品で良い)
- 水(1合)
1合=約180ml(ペットボトルで良い)
- 野菜(3~5種類)
・根菜(地面の下に生る野菜類 ニンジン・芋など)
・葉菜(地面の上に生る野菜類 ナス・キュウリなど)
※根菜・葉菜を取り混ぜてそれぞれ1個から5個程度揃える
- 海の幸(3種)
尾かしら付の魚、スルメ・昆布など
- 果物(3種)
りんご、みかん、ぶどうなど
- 神酒の盃
参列者全員で飲むため必要な数(かわらけ等を用意する)
※かわらけ…素焼きの盃
Tips
地鎮祭の後に直会(なおらい)を行う場合は参加者分の食事や飲み物の手配なども必要になります。
※直会とは…施主が用意した、お供え物の御下がりを戴きます。別途お弁当や飲み物を用意して振舞う場合もあります。
資材・備品のレンタルは京都レントオールにお任せ!
地鎮祭を御祈祷していただく神主様とご相談の上、様式に従い必要な資材・備品を決定します。
地鎮祭に必要なものをあらかじめリストにしていただく事によりスムーズにお見積り・ご予約が可能になります。
初めて地鎮祭を執り行われる方はまず地元の神社様へご相談されることをおすすめします。
地鎮祭を執り行うために必要な資材・備品などの手配は全て京都レントオールにお任せください。
- テント
規模や参加人数により調整します。
- 幕
・紅白幕
・浅黄幕(祭壇側)
- 席
・パイプ椅子(参列者用)
・胡床(神職席)
- 竹
斎場の四方に建てる青竹
- 注連縄
斎場を囲む為の注連縄
- 祭壇
神饌を祀る祭
- 几帳幕(壁代)
祭壇の後ろに備えつける幕
- 盛砂
形状は神社様式により異なります。
- 式次第
進行は神社様の様式により異なります。
- 用具類
鋤・鍬・鎌など
- 手水用具
手を清めるための用具
一般的な「地鎮祭」の配置図
一般的な地鎮祭の流れ
一般的な地鎮祭の流れ
- 手水(ちょうず)
参加者が会場へ入る前に手を清めます
- 修祓(しゅばつ)
神主様が参列者とお供え物を祓い清めます
- 降神(こうしん)
お供え物をお祀りした祭壇にその土地の神様をお迎えします
- 献饌(けんせん)
神酒と水器の蓋を開けて神様にお供え物を捧げます
- 祝詞奏上(のりとそうじょう)
神様へこの土地に建物を建てることをお告げして工事の安全を祈願します
- 四方祓(しほうはらい)
土地の四隅を祓い清めます
- 地鎮(じちん)
施主及び施工者が初めてその土地に手をつけるという意味で、一般には施主が刈初(かりそめ)を行い、施工者が穿初(うがちぞめ)を行います。
- 玉串奉奠(たまぐしほうてん)
玉串(榊に紙垂を付けたもの)を神前に供えます。
- 撤饌(てっせん)
神酒と水器の蓋を閉めます
- 昇神(しょうしん)
神様を元の所へお送りします
- 神酒拝戴(しんしゅはいたい)
神様に捧げたお酒を参列者全員でいただきます